2012年3月17日土曜日

Folkeston語学研修 No5

こんにちは。フォークストン引率の小川です。

5日目の今日は午前中の授業を終えた後、
近くのGrand Hotelという場所でホテルのツアーと
Afternoon Teaを楽しみました。

このGrand Hotelは100年以上の歴史のあるホテルで、
以前写真をアップした海岸沿いに建っており
最上階からの景色は最高でした。
とても格式高いホテルらしく
エドワード7世がよく休暇を過ごしに
このホテルに来ていたそうです。

またイギリスの有名なミステリー作家アガサクリスティーも、
このホテルの滞在中に『オリエント急行の殺人』を執筆していたそうです。

現在では多くの観光客がSummer Holidayに
このホテルに訪ずれ素晴らしい景色を
楽しみながらゆったりとした余暇を過ごしているそうです。

そんな素敵なホテルでのAfternoon Tea。
かつてイギリスの皇族や知識人たちが
過ごした空間で優雅な(?)ティータイムを満喫。


紅茶のお供には
サンドウィッチ、スコーン、ケーキと
間食にしてはかなりボリューミー。
各テーブルでおしゃべりを楽しみながら“Theイギリス”を体験できました。

イギリスをはじめヨーロッパには
午後にゆったりとした時間を過ごす習慣があります。
イギリス人は紅茶好きでいつも紅茶を飲んでいるというイメージがありますが、
彼らは何も大好きな紅茶を飲むためだけに
こうした時間を取っている訳ではない気がします。
むしろ最も大切にしているのはコミュニケーションではないでしょうか。

ゆっくりとイスに座り
紅茶を片手に面と向かって何でもない話をする。
メールでは決して伝わらない喜怒哀楽の表情や、
書かれた文字からは感じることのできない生きた言葉。
小さなころから無意識のうちに家庭の中で、
このような最も簡単な言語活動を繰り返して育つからイギリス人は表現力が豊かで、
自己表現も上手なのではないかと思います。

以下は生徒たちの感想になります。

(佐藤さん)
1時間目は”get”の色々な使い方を学びました。
改めて考えると”get”にはたくさんの意味があって、とても便利な動詞でした。
2時間目はカフェでの注文の仕方を学びました。
これは午後に行ったグランドホテルのアフタヌーンティーのときに
実際に使ってみました。
上手く伝わって嬉しかったです。
その後、学校で「リアル・スティール」をみんなで観ました。
字幕が無くて理解するのが大変だったけど楽しかったです。

(矢野さん)
ホストファミリーのお父さんがギターを弾いてくれました。
古い英語の曲とかスペインの曲を聞かせてくれて、
とても上手だったので、また聞かせてもらおうと思います。

(長富君)
イギリス・フォークストンより
日本のお米とラーメンが恋しい今日この頃・・・
もうそろそろホームステイ期間の折り返し地点ということで、
こちらでの生活にも段々と慣れてきました。
ホームステイ先では「”Help Yourself” 自分自身でやろうね。」を合言葉に
何でも自分でやっています。
だからと言ってホストファミリーが不親切というわけではなく、
いつも気にかけてくれて、
とても優しく、まるでイギリスでの両親のようです。
日本に帰ったらまず、温かい湯船にゆっくりとつかりたいです。
では、あと数日間、精一杯楽しんできます。

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