本物の日本の衣装を高校生へ

 高校2年生の家庭科では、これまで着物の歴史や模様、織り方などについて学んでおり、この日は着物の授業のまとめとして、ゲストティーチャーをお招きしました。

全クラス合同で体育館に集まったこの日のメインは、

なんといっても、この5名です♪

高校2年生の代表者5名がモデルとなり、日本の伝統的な結婚式での衣装を
着付けていただきました。

男子モデルは紋付き羽織袴を身につけ、

黒引き振袖のモデルは、地毛で新日本髪のアレンジをして頂き、

白無垢と赤打掛のモデルは、文金高島田のかつらを付けさせて頂きました。

繊細な刺繍や織り、華やかな色づかいは、なんとも美しく、日本の衣装の素晴らしさをしっかりと目に焼きつけました。

写真は最後のお支度である、帯結びをみなさんの前で行なっているところです。

見学した生徒たちからは、

「自分の結婚式ではドレス一択と思っていたが、和装の魅力を知ることができ、どちらも着たいと思った。」

「テレビでしか見たことがなかったが、目の前で見ると想像以上に迫力があり綺麗だと思った。」

などの感想が多く、プリントの感想記入欄におさまりきらないほど、たくさんの感想を書いてくれた生徒もいました。

見学の後には、帯結び体験と

学習発表会を行いました。

発表者は、各クラスでの事前発表会の中から選ばれた優秀者3グループです。

オリジナルのエピソードを取り入れた発表や、会場の雰囲気を元気にしてくれる発表などさまざまでした。大変よく頑張りました。

ゲストティーチャーとして来校してくださった

小倉北区にありますコロール美容室の　田嶋先生

門司区にありますビューティー雅の　遠藤先生

このお二人の

「本物の日本の衣装を若い人たちに見せてあげたい。」

というお気持ちから、高校2年生家庭科での着物の授業のが始まりました。

他にもたくさんの美容室スタッフの方々のおかげで、このような会を開催することができました。

心から感謝申し上げます。