2019年8月11日日曜日

社会見学

遅くなりましたが、社会見学における班別研修のようすを紹介します。
鹿児島市内に8つのチェックポイントを設定しており、
そこを訪れることはもちろん、昼食をとり、お土産を購入し、
別院に戻ってくるというものにしました。
鹿児島中央駅前が出発地点です。
駅に隣接するアミュプラザは、同じくJR九州グループが運営する小倉のアミュプラザの約2倍の売り上げ(2018年度)を記録する、鹿児島を代表する商業施設です。

①「若き薩摩の群像」
鹿児島中央駅を降りてすぐ正面に見えます。
当時の幕府が海外渡航を禁じている中で、1865年、イギリスへと渡った若者たちを
あらわしたものです。
この使節の一員には、森有礼や五代友厚などがいました。

②維新ふるさと館
明治維新で活躍した薩摩出身の人物を分かりやすく紹介する施設です。
そもそも、この施設がある”加治屋町”は、
西郷隆盛や大久保利通などの出身地でもあり、
映像などを用いた体験型の展示によって、
楽しく学べる施設になっていました。

③大久保利通像
日本の近代化に尽力した人物です。
しかし、西郷隆盛と対立したことから、
鹿児島では人気の面で西郷隆盛に劣ることが多いです。
昨年の大河ドラマも”西郷どん”でしたよね。

④天文館&⑤島津重豪

鹿児島最大の繁華街「天文館」
その名の由来は、25代当主島津重豪(しげひで)が天文台を設置したことから
名づけられました。

⑥小松帯刀像
鹿児島別院のすぐそばに立っている像です。
27歳の若さで薩摩藩の家老になり、
西郷隆盛や大久保利通などを重要な役目につけました。
また、徳川慶喜に大政奉還を勧告、
王政復古を実現させた立役者とされています。

⑦西郷隆盛像

明治新政府樹立など、幕末から明治にかけて、多くの功績を残した人物です。
晩年は、故郷の仲間たちの想いをくみ取り、政府との戦いの場に向かうことになりました。
今でも、鹿児島では「西郷さん」とさん付けをすることが多いのですが、それがなぜなのか気になった人は、ぜひ調べてみてください!

⑧城山
西郷隆盛像の背後にある山です。
近くには、西郷隆盛が最後の5日間を過ごした洞窟や終焉の地もあります。
ちなみに、とても景色のいいところで、
望遠鏡を使っている生徒もいましたが、使わなくても
いい景色でした!
宿泊をともなう社会見学は2回目でした。
”百聞は一見に如かず”
聞くよりも実際に見たことで、
みんなの記憶に残ってくれたらと思います。
また、さまざまな場面での考えに反映させてくれたら、
企画した側からすると嬉しいです。

天気に恵まれ、暑い3日間でしたが、
参加してくれたみなさん、いかがだったでしょうか?
このあとは事後指導が残っていますので、
最後のまとめまで、しっかりやりましょう!


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