こんにちは、足立です。
宗教科では、毎月「月の言葉」を決めて、生徒とともに、その言葉を通して、自分自身を見つめ直す時間を設けています。
今年度最後の2・3月の言葉はこちらです。
生徒の感想を紹介させていただきます。
〇私はこの言葉を聞いて、私は全くこの通りにできていないと気づかされました。私は友だちのために何かしたり、褒めたりするとき、心の底では自分の利益となることを期待してしまっています。
今手伝っておけば後で自分が困ったとき手伝ってもらえるかもと思ったり、褒めておけば相手もそれを覚えていて、別のことで褒めてくれる時があるかもなどと思ってしまうのです。
互いに恩を返したりすることは良いことなのですが、はじめからそれを期待してしまうと自分本位の行動になってしまいます。「相手のためになるから」という理由だけで何かをするのは難しいかもしれませんが、行動を起こすまえに、「見返りを求めてしまっていないだろうか」と自分に問いかけてみたいと思います。
高校2年生
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〇私の祖父は、「自分よがりに見返りを求めるな」とよく言っていました。
両親がいて、育ててもらっているから私は今も当たり前のように生活をしています。
でも、親は私に恩を着せることはありません。だから私は大人になったら、今までしてきてもらったことの少しの分でも、色んな形で恩返しをしたいなと思います。
そして、今周りにいる友達が困っている時や辛い時は必ず助けたいし、力になりたいなと思っています。それは今まで私がしてもらったことだからです。ささいな事でも笑顔にしてくれる友達がいるので、私も友達や周りの支えてくれる方々を笑顔にしたいと思います。
初めは恩を着せることがあっても、いつか当たり前のように奉仕できる大人になりたいです。
中学3年生
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