今日は中学3年1組の生徒を引率して
小倉の裁判所で模擬裁判を体験してきました。
中学の社会科として行った今回の授業。
多くの皆様のご尽力を賜り、実現することができました。
まず、
裁判所の事務局の方から
刑事裁判の手続きと流れについて
説明を受け、
裁判官、弁護人、検察官と役割に分かれて
シナリオに従って、模擬裁判を行いました。
シナリオがあるとはいえ、裁判が進んでいくと
それぞれがそれぞれの立場で
職責を果たそうと
皆、真剣になっていきました。
審理を終えて、
裁判官と裁判員で有罪・無罪や量刑について話し合い
裁判長役の生徒から
判決が申し渡しされました。
将来、
法曹界への就職を希望している生徒もいて、
実際に裁判が行われている法廷での体験は
貴重なものになったようです。
裁判所の担当の方には
子ども達の質問一つひとつに
分かりやすく回答していただき、
有意義な時間を過ごさせていただきました。
帰りのバスの中では、
裁判所見学で感じたことを
それぞれ話していました。
学校に戻って感想文を書いてもらったので
その一部を紹介します。
★模擬裁判を通して、
被告人や証人の気持ちを深く知ることができました。
質問では、
自分の知らなかったことや教科書に載っていなかったことまで
知ることができました。
このような体験をして、
少しでも裁判に関する興味や関心がわいたと思っています。
★今日、裁判員制度のやり方で裁判を実際に行ってみて
その緊張感に驚きました。
ただのシュミレーションなのに全員の顔つきが真剣で、
私自身もそうなりました。
本場の雰囲気からでも学ぶものは多くあり、
役からもその真剣さを学ぶことができましたが、
きっと本当の裁判は格が違うのだろうと思います。
★今回、夢だった裁判所に行くことができて
とても嬉しかったです。
荘厳な雰囲気の裁判所で行われた模擬裁判は
台本がある上で行われたものでしたが、
実際の裁判のような気がして
強い責任感を覚えたと同時に、深く感動しました。
今回の体験を通して、
生徒達がそれぞれ色々なことを感じてくれたようでした。
最後になりましたが、
今回のこの授業を行うにあたって
たくさんの皆様にご尽力賜り、
この場をお借りして、
心より御礼申し上げます。
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