おはようございます。武藤です。
現地時間は14:30過ぎです。今日は日曜日なので、生徒たちは皆それぞれのホストファミリーと一緒に楽しく、まだ少し緊張して過ごしていることと思います。
何か問題があればコーディネーターを通じて私のところへ連絡が入ることになっていますが、何も入っていません。
英語では、No news is good news. (便りのないのは良い便り)と言いますしね。
そこで、私は、私のホストマザーに、5年前の2011年2月22日に起こったクライストチャーチ地震の様子を知る手がかりのある場所へ案内してもらいました。
クライストチャーチ大聖堂は再建に巨額の費用がかかるとして、再建を断念。解体の予定ですが、まだ当時の様子を残しています。
代わりに日本人の坂茂(ばんしげる)さんが設計した紙のパイプで出来た臨時聖堂がオープンしていました。
大聖堂の近くに、この地震で亡くなった185人を偲んで 185 Empty Chair 、185の真っ白に塗った椅子とそれぞれに飾った花が展示されていました。看板に、お好きな椅子にお好きなだけ座って思いを馳せていただいても結構です。と言った趣旨のことが書かれていました。この地震では、多くの国の方々が亡くなりましたが、日本人は28人と、ニュージーランド人97人に次いで多く、亡くなった日本人の全てが留学生でした。
語学学校が入っていたCTVビル後にも献花台が設けられていました。
当時高級住宅地だったウェットランド・グローブは、沢山の家が建ち並んでいたそうですが、文字どおり土地が湿っていて、地震による液状化現象で倒壊し、今なおほぼ更地のままだそうです。
日本では、その2週間と少し後、3月11日の東日本大震災が起こりました。
私たちも、この研修を通じて多くのことを学ぶ機会にしたいものです。
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