2012年3月18日日曜日

Folkeston語学研修 No6

こんにちは。フォークストン引率の小川です。

6日目の午後はArts and Craftsの活動でした。
ブレスレットを作ったり、自分でデザインを考えてTシャツを作りました。

みなさん感性を爆発させて、
個性のある素敵な作品たちが完成しました。


ある生徒の提案で、今日作ったTシャツをFarewell Partyで着ることに決まりました。
それぞれの思いが詰まったTシャツは、一生の宝にして欲しいですね。


月曜日から今日の金曜日まで
あっという間に平日が過ぎてしまいました。

生徒たちもこちらの生活に慣れてきたようで、
初日に比べるとたくさんの笑顔が見られるようになってきました。

各家庭の様子を聞くには、
ペットとしてオウムを飼っていたり、
ホストマザーの作ってくれる料理がおいしい!
子どもがとってもかわいく、
また、なついてくれていて登校前に行こうとするとぐずったりするなど、
家庭でも楽しく過ごせているようです。
また、今の生徒たちの年齢になると、
家庭の中では立派な大人として見なされる
イギリスの文化・習慣に適応してきているようです。
自分のことは自分でする。
困った時はホストペアレントに相談すれば快く手助けしてくれる。
待っているだけでは何もしてもらえません。

これは日曜日にフォークストンのファミリーの家に到着し、
月曜日の登校初日の話。
朝一番に生徒たちに何か困ったことはあったか尋ねたところ口をそろえて
生徒「ドライヤーがなかったです。」
私「あるかどうか聞いて確認した?」
生徒「・・・」
帰宅後、1家庭を除いてどの家庭からもドライヤーが出てきたそうです。

些細なことかもしれませんが、これも文化の違いですね。
日本は客人が来るとなると「おもてなし」という言葉があるように、
客人が何不自由ないようにあれこれと準備をして迎え入れますよね。
もし、自分の家庭にどこかの国の留学生をステイさせることになったら
という状況を想像してみてください。
留学生が家庭に来る1カ月も2カ月も前から色々と準備をし、
計画を立てている自分が容易に想像できませんか?

一方、こちらの家庭では語学研修に来る生徒たちを
受け入れ慣れているということもありますが、
高校生で、自分の意思があり、
英語という言葉も持っている生徒たちには
「何かあればそちらから言ってくる」というスタンスで接してきます。
もちろん聞かれれば「これでもか!」というほど懇切丁寧に教えてくれます。(笑)

これ以外にも、
日本に帰国後、
生徒たちは本当の意味での文化の違いを感じることができるでしょう。
各家庭、そして学校の仲間たちにイギリスでの暮らしをたくさん話して欲しいですね。
説明するためには、まず意識して違いを探そうとしなければなりません。
週末を挟んで残りわずか。
生徒のみなさんは目を大きく、耳をダンボにして
イギリス文化を“観察”して欲しいと思います。



1 件のコメント:

  1. 子供たちの様子を伝えていただきありがとうございます。
    報告を楽しみにしています。

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