2013年3月12日火曜日

NZ(3月12日)ファーム・ビジット

午後からはファーム・ビジットに出かけました。
ホストファミリーをつとめてくださっている方の息子さんが経営しているファームです。
まずはホイッスルを使って、犬を巧みに操り、羊たちを思い通りの場所に移動させる技を披露してもらいました。



とても巧みな笛さばきに、生徒たちも口々に感嘆の声を上げていました。
犬、すごい!
頭いい!
ファーマーのほうがもっとすごい!
一番すごい!!
とてもよく訓練された犬たちで、ポインターといって吠えることはせず、眼で羊を追い込んでいく少し小型の犬と、吠えて追い込んでいく少し大型の犬の2種類を使い分けます。
私も、何カ所かのファームを訪問しましたが、どこでもそのようにしているようです。

その後は羊の毛を刈るところを見せてもらいました。



みんな、興味津々です。


1頭の羊の毛を1年間のばして得られる羊毛がこれだけあります。
1頭の毛を刈るのにほんの2〜3分程度です。
早い人は2分を切る速さでかることができるそうです。羊の毛刈りのコンペティションなども行われているようです。




その後、Ms.Clarkに足踏みの糸巻き車で羊毛を紡ぐ方法を教えてもらいました。
なかなか難しいことが分かったようですが、中にはとても上手にできる生徒もいました。
私も勧められて、体験しました。
インド独立の父、マハトマ・ガンジーのシンボルが糸巻き車だったな、と思い出しながら、少しそんな気分に浸りながら紡ぎました。
ガンジーも願ったように、早く全世界に平和が訪れるように、私たちも努力をしなければなりませんね。
3月11日の震災の日にも思いを馳せながら、ペダルを踏みました。

全員が体験して、少しずつですが自分が紡いだ毛糸を分けてもらい、満足そうでした。
なかには、できたての毛糸であやとりを始める生徒もいて、楽しくもあり、また、学びの多い時間を過ごすことができました。


クラーク先生とそのお母様が織った毛織物で作った帽子やジャケットを見せていただいたので、試着をして記念写真です。
私が着ているジャケットは、お母様が自分で染めて織った布地で作った、すべてお手製のウール・ジャケットです。
とてもしっかりしていて、着心地抜群でした。

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