昼休みの後は中学2・3年生の生徒たちとインタビューのレッスンです。
スイカの好きな人は?
緑色の眼の人は?
折り紙ができる人は?
などの質問が20近くある表に、それに"Yes"といえる人の名前を最低二人ずつ記入していきます。
中には「ムーンウォークができる人は?」など、ちょっとびっくりする質問も。
質問シートを見て、おもわず、「だれがそんなんできるん?!」と、驚きの独り言が飛び出していました。
現地の生徒たちにもなかなかできる人はいなくて、そのうち「マイケル・ジャクソンのムーンウォークはできないけど
これならできるよ。」と、スローモーションのように月面を歩くまねをしはじめ、しばらくはムーンウォークごっこがはやったりして、和やかな中インタビューは進んでいきます。
インタビュー・レッスンの後はドラマ・ゲームです。
だれかが「公園」だとか「パーティー」、「動物園」、「サーカス」などとシーンを設定します。
各メンバーは一人ずつ、思いついた順にその設定されたシーンの中の何かになってポーズを決めていきます。
「公園」のシーンではRoxburghのせいとが、「僕はブランコです」といって両腕をあげ、中腰でゆらゆら揺れるまねをして登場すると、「じゃあ僕はそのブランコで遊ぶ子供」といってそのブランコに中腰で腰掛けるまねをする、と行った具合です。「ベンチになる」という生徒が出てくると、じゃあ僕は「そのベンチに腰掛ける人」といってその背中に座ったり、「私は散歩中の犬」というと「犬を散歩させている人」などと、シーンにあわせたいろんな人やものが登場して、全員が出そろったところで一つのシーンの完成です。
日本ではこのような授業はほとんど見かけないものですが、体を使って共同で様々な状況を表現することは表現力やコミュニケーション力、身体力など創造性豊かな感性を養う助けになりそうです。
私に話しかけてくれたRoxburghの男子生徒が、みんなこの授業は大好きだといっていました。
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